連日の報道で知らされる震災の爪痕
被災地ではいまもなおライフラインや支援が十分でなく医療が行き渡らないためにせっかく助かった命が失われているという 原発もまだまだ予断を許さぬ状況で放射能の猛威は農作物や海水にも及び始めており 避難したいる方々はもちろん周辺の住民の不安も募っているであろう そんな中で心温まるニュースもある 震災後9日目にしての奇跡の救出 被災地でたくましく産声を上げる新しい命 被災地に帰省した学生たちががれきの中に残された写真を集めて保管する活動を始めたという そして尊敬すべき人々がいる 家族の安否がわからぬまま業務を行う役場の職員 自らが被災者でありながらも不眠不休で命を守る医師や看護師 国民のために命がけの放水作業を担った消防隊員 喜びと痛みが交互に押し寄せる日々 被災した当事者に代わることはできないけれど心は共にありたい 喜びも痛みも「分かち合う」ことをこの震災によって学んでいると思う 新しい旅立ちの季節 本来なら晴れやかな門出のセレモニーが中止されたり縮小されたりしているが それ故になおさら思い出に残るのかもしれない 私事だが地震当日ははこギャラリーさんへ納品後、友人との何十年ぶりかの再会で懐かしい語らいの時を過ごした直後のことだった それぞれの思い出や些細なエピソードとともにこの震災を忘れないこと 長い年月ののち復興を遂げ記憶が薄らいでもこの経験を忘れないでいることで傷ついた心が救われるのかもしれない ただひとり安否の確認ができていなかった主人の伯母ともようやく連絡が取れました ご心配いただきましたみなさん本当にありがとうございました
by torika-san
| 2011-03-22 22:42
| 暮らし
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