小6の娘は社会で日本史の学習が始まり 縄文や古墳などに興味津々 塾での特訓を終えゴールデンウィーク残り2日は少しおでかけしたい でもなるべく混雑は避けたい で、調べたら割と近くにありました ‘埼玉(さきたま)古墳群’ 埼玉県名発祥の地、行田市大字埼玉(さきたま)にある国指定史跡で 稲荷山古墳 国宝の「金錯銘鉄剣」や帯金具・勾玉・鏡などが出土した前方後円墳 古墳には登ることができ墳頂には埋葬の様子が再現されています また出土品は併設の博物館に展示されています 鉄剣に刻まれた文字からは墓の主や仕えた天皇、さらには先祖代々の名やお務めのこと、 その功績をこの刀剣に刻んで記念すること、またその年代などが記されており この時代の成立を読み解く重要な手掛かりになっています 実際に見てみると1500年以上もの時の流れがひしと伝わりますが しっかりと文字を読むことができます 丸墓山古墳 日本最大級の円墳 6世紀前半に造られたと考えられています こちらの古墳の堀は戦国時代に石田光成が忍城(おしじょう・‘のぼうの城’で描かれた城)を水攻めにするときに築いた堤(石田堤)の跡といわれています こちらは丸墓山古墳(高さ17,2m)から臨む稲荷山古墳です 広々とした敷地にいくつも古墳が並んでいるのを高いところから眺めると なんだかタイムスリップしたような気持ちになります 写真奥の丘のように見えるのが将軍山古墳 こちらも前方後円墳ですが、6世紀後半に造られたと考えられており 稲荷山古墳と違い横穴式石室から馬具など多くの副葬品が出土しました 展示館が併設され横穴式石室を建物の中から見学できるようになっています また墳丘には埴輪(模造品)が立てられています ほかにもこの埼玉古墳群では最大の前方後円墳 二子山古墳などがありますが まだこちらは発掘調査がされていないとのこと 未知なる古のロマンを感じますね 実はこちら30数年前に高校の遠足で訪れたことは覚えているのですが お弁当を食べた記憶しかなく... そのころよりもかなり整備が進んでいて公園としてもとても気持ちの良いところでした またここから車で5分くらいのところに 八幡山古墳の横穴式の石室があり週末は中を公開しているとのことで立ち寄ってみました 天井に使われている巨大な石はそれはそれは見事で 榛名山録や荒川上流域、比企丘陵地域など広範にわたる複数の地域から石材を調達して作られていることから 権力者の墓であると考えられています こちらは7世紀前半に造られたと考えられています 最後に忍城をまわり 行田のご当地B級グルメ‘ゼリーフライ’を食して歴史の小旅行は終わりました おっと忘れてはいけないこちら 是が非でもと娘がねだったミニ埴輪と勾玉をお土産に持ち帰ってきました 踊る埴輪 男の子とのことですよ ちょっと萌えますね
by torika-san
| 2019-05-07 17:56
| おでかけ
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